不登校になるかもという思いがよぎり、焦って子供の姿が見えなくなった1週間。
それでも、週明けの月曜日には学校へ行けれるようになるんじゃないかと思ってしまう自分がいました。
学校へ戻そう、戻そう。
説得する1か月でした。
<<前回の記事
不登校2日目から1週間【長男の階段】
不登校から2週間目。やっぱり行けない
心のどこかで、きっとすぐに行けれるようになるだろう。
このまま行けれなくなるかもしれない。
この2つの思いがずーっとありました。
ハルが言う「明日は行くから」という言葉を聞いて、素直に喜びました。
でも、翌朝やっぱり行けなかったという繰り返しでした。
不登校初日から影の存在はまだ消えていません。
それでも、ハルは徐々に学校の敷地に入ることができるようになっていたので、教室へ行くことを目標にしていました。
学校の敷地には入れているから、きっとすぐに教室にもいけれるようになる。
後は教室に入るだけなのに、そこからが行けれませんでした。
ハルが言うには、
「教室に入る時にみんなの視線が気になって入れない」
「休んだ理由を聞かれたらなんて言えばいいかわからない」
とにかく、クラスメイトの反応が気になってどうやって教室に入ればいいのかを考えると、足が動かなくなるようです。
…そんなことで?
「素直に言う事はないし、熱が下がらなかった。でいいんじゃない?」
「だれも気にしてないから、大丈夫だよ」
そんな、薄っぺらなアドバイスをしていました。
私は、教室に1回入っちゃえば不安なんて消えるし、他人のことなどそもそも”ふーん”くらいにしか見てない。
なぜ、その1歩を踏み出さないのか?
不思議でした。
日にちが経てば経つほど、ますます行き辛くなるのに。
行かせなければいけないと行動しているけど…
これで本当にいいの?
何をすればいいの?
どうしたらいいの?
この2週間から一ヶ月の間は常に”方法”を探していました。
この時に私の支えになったメルマガ
不登校になるかも?と思ってからは私は情報を探しました。
とにかく、何でもいいからネットで検索しました。
これからどうしたらいいのか、何をしたらいいのかを知りたくて、家にいる時はずっとスマホを見ていました。
そんな中、記事に強く共感して、食い入るように読んだブログがあります。
そして、そのブログのメルマガに登録しました。
それは「不登校の子どもと親を応援するブログ」です。
今でもそのメルマガに登録していて、毎週送られてくる不登校の親に向けたメッセージを心の支えとしています。
ブログの記事もそうですが、定期的に送られてくるメルマガはどれも私の心に刺さるものがありました。
この時期にこのブログ、メルマガに出会えたことは本当にラッキーだっとさえ思います。
ラッキーというより、本当にありがたかったです。
知りたい情報をすぐ知れるのがインターネットの良さですが、あまりにも情報があふれていると、結局何を信じていいのか分からなくなりました。
情報の中には、金銭を要求するような悪質なものまで紛れています。本当に許すことはできませんが、存在している事は事実です。
この時にすればよかったと思う事
いち早く、自分に合った適切な情報に出会う事。
同じ境遇の不登校の親のリアルな話が聞けれるのなら、それが一番良かった。
ネットよりも、地域で今の状況を素直に話せる仲間は本当に必要です。
主人とは密に話し合う。
私は、主人と最初の話し合いが少なかったばっかりに、苦しい思いをしています。
分かってもらいたくて話しても、主人にはなかなか子供の様子は伝わりませんでした。
それでも、夫婦で協力し合う事は必須だと感じているからです。
先日、主人とも向き合って自分の意見やこれから主人にして欲しい事など真剣に話し合いました。
子供の不登校が始まって10ヶ月経ってようやくです。今までの子どものこと、辛かった事、今の子供たちには何が必要なのか?を真剣に向き合って話すことができました。
あまりにも遅すぎたと反省しています。
でも、当時は冷静に話すことができずに、辛いからと言う理由で逃げていたんです。
辛いと思う事は数えきれないほどたくさんありました。
”あの時は”と思うから、私は今、前に進めています。
<<前回の記事
不登校2日目から1週間【長男の階段】
次回の記事>>
不登校1ヶ月目から2ヶ月目【長男の階段】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
当ブログはブログ村 不登校・ひきこもり育児を応援しています。
コメントを残す