こんにちは。
今日も息子のハルは朝のあいさつに行けれたのでその報告と、スクールカウンセリングの交流会の様子について記載していこうと思っています。
今日は授業は受けずに挨拶をして帰宅
今日のハルは朝から起きる気配がありませんでした。何度起こしても布団から出てきません。
8時10分くらいに急にムクっと起きてきたので、急いで学校へ行く準備をさせました。
ハルは全く慌てる様子もなく、マイペースに用意をしているので、イライラしてしまいます。
それでも、自分で制服を着て、寝癖を直し、朝ごはんをしっかり食べます。
こんな時は、私は玄関のドアを開けてハルをせかすように外へ連れ出します。
少しでも学校へ行く時間を意識してもらうためです。
ギリギリ1時間目が始まる前には行けれたので、学年主任の先生とあいさつすることができました。
今朝の会話はこんな感じです。
先生「おはよう、今日の予定はどんな感じ?」
ハル「…おはようございます」
ハル「…帰ります」
先生「おぉ。帰っちゃうの?」
ハル「(笑顔で)はい!」
先生「わかりました。さようなら!」
違和感しかありません(^^;
でも、ハルは自分の気持ちをはっきり決めていたのでもう、それ以上は何も言わずに帰宅します。
ちょっとだけ確認で「授業は受けないの?」って私が聞くこともあります。
そう聞いたとしても、ハルの心は決まっているので「帰る」しか選択肢はありません。
私も先生も、もう少し引き止めたい気持ちはありますが、ぐっとこらえてハルが決めたことを受け止めます。
スクールカウンセリングの交流会に参加
中学校のスクールカウンセリングを毎週受けているのですが、月に一回「お茶会」という集まりがあります。
この「お茶会」というのは、同じ不登校子供の悩みを持つ親御さんの集まりで、情報交換をするというものです。
私は初めて参加しました。
今まで同じ悩みを持つ親御さんと直接話をしたことがありませんでした。どんな話になるのか不安がありましたが、これからのハルとの関わり方の参考になればという思いでした。
参加者は私を含めて8人です。
すでに中学校を卒業して大学へ進学している子供をお持ちの方や、今年から高校生になったという方など、中学を卒業してからもOBとしてお茶会へ参加している方が多かったです。
中学を卒業してからも不登校についての悩みを持っている方がほとんどで、月に一回同じ悩みで話ができることが本当にありがたいと皆がおっしゃっていました。
新入りの私でしたが、皆さんが本当に親身になって私と息子の状況について話を聞いてくれました。
主に皆さんが話していたことは、中学校を卒業してから進路やその進路先での子供たちの状況です。
不登校の生徒の今後の進路について
ハルが不登校になってから、今後の進路がどうなるのか不安でしかたがありませんでした。
OBの方から進学についてとても具体的な話を聞くことができました。
お子さんの状況は、中学校へは2年間行けれず、3年のみの方や、1年だけは行けれたけど、2,3年生の時は不登校だったという方。私が想像できない以上の経験をされている方から話を伺いました。
まったく学校へ行けれなかった日の方が多かったそうですが、どのお子さんも高校へ進学されています。一般的な普通校ではありませんが、不登校である事実を受け入れた状態で入学できる場所があるという事がわかりました。
中には4月は高校へ通学していたけど、また休むようになってしまったという親御さんも見えます。
不登校には答えがない。だからここ(お茶会)に来て話をすることがありがたい。と。
不登校になる理由
皆さんが口をそろえて言っていたことは、不登校になった理由ははっきりとわからない。ということでした。
ある日を境に少しずつ休むようになって、その休む量がだんだん増えていき、いつしか朝起きれなくなる。学校へ行けれなくなる。
そんな状況は皆が共通していました。
そして、最初は分からないから子供に学校へ行けれない理由を聞いてしまう。
ただ甘えているだけだと思って、強引にでも学校に連れていくこともあったそうです。
私もハルが学校へ行けれなくなる初期の時は、強い口調で学校へ行くように強引に引っ張っていくことがありました。
ある親御さんは、今だからわかるけど「原因なんて子供もわからないから答えられない」、
「子供も家でぼーっとしているようで、ちゃんと考えてるんだよ」ともおっしゃっていました。
不登校のときの生活
不登校になると、家での生活が多くなります。ハルも家にいる時はゲームばかりしています。
学校の授業が後れていくのがわかるので、私はすごく焦ってしまいます。
そのことも皆さんはどうしているのか?ほかの子たちはどう過ごしているのか気になったので、質問しました。
「家にいる時は、お子さんは何をなさっているんですか?」
「ぼーッとしてるね。何もしないときのが多かったよ」
ただ、勉強は全くしないことをOKとしているわけではなく、勉強はできるならやらせた方がいいとのこと。
比較的、家での生活は自由に過ごさせているご家庭が多い印象でした。
それを聞いて、本当にほっとしました。
私はハルにゲームをやらせてしまっていることに罪悪感があったけど、このままでいいんだ。今まで否定していたことを皆に大丈夫と背中を押してもらうことができました。
外へ出させることも大事だからねともアドバイスもらいました。
不登校はいつになったら終わるの?
これが皆知りたいことです。
私もですが、いつになったらハルは学校生活に戻れるんだろう?いつまでこの状況を続ければいいんだろう?
解決策が知りたい。
すでに不登校から大学進学され、学校復帰されている親御さんに聞いてみました。
病気ではないし、子供の状況や性格が違うので皆が同じことで解決できるという秘策はないとのことでした。
すでに学校に復帰されている子を持つ親でも、何が良くて子供が学校に行くようになったのかはっきりわからないのです。
ただ、その方が言っていたことは、子供との関わり方を変えたことで、変化があったように感じたそうです。
その関わり方と言うのは、干渉しすぎないという事だそうです。
親は、子供のことが心配で、あれこれ先回りをして子供に整った道を案内してしまいます。
その案内を過剰にしすぎないようにして、子供が自分で考えて行動しようとした事を親がサポートするようにしたそうです。
「今は子供の好きなようにさせて、あれこれ言わないようにしよう」と旦那さんと話し合ったと言っていました。
その方はサラッとおっしゃっていましたが、これはすごく難しい事だと感じました。
親は、どうしでも欲が出てしまうから。
今日行けたのなら明日も行ってほしい。
迷っているならもう少し頑張ってみたら?
ここまで来たのならあそこまで行こうよ。
つい言ってしまいます。
だって、一日でも早く学校へ復帰した方があなたのためだと思っているから。
私もよく言ってしまうことですが、これって、子供の気持ちを何も聞いてあげれてないんじゃないか?と今日の交流会で気づきました。
私は明日も行って欲しい
私は頑張った方がいいと思うよ
私はもう少し行った方がいいと思うよ
これらはすべて私の気持ちだけの言葉です。
息子への気持ちは何も聞いてあげれていませんでした。
あなたは明日どうするの?
あなたは頑張りすぎていない?
あなたはどうしたいの?
主語に「あなたは」を付けると自分ではなくて息子の気持ちを聞く言葉なります。
私は言葉のかけ方を間違えていたのかもしれません。息子ハルの気持ちを聞いているようで、まったく聞けれていなかった。
先を焦らせるような言葉の声掛けで、ハルの気持ちを焦らせてしまっているのではないかと今思っています。
最後に
先が見えない事だからこそ、同じ悩み親御さんと話ができたことがこの先の希望になりました。
辛い不登校の生活を抜け出せることを知っている方が、身近にいるってことはとても心強いです。
一人で悩んでいると、どうしていいかわからない。相談できない状況はとてもつらい状況です。
交流会は情報交換だけじゃなくて、私の今まで話せなかったことも素直に話せる場でした。
これからも月に一回の交流会に参加していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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はじめまして。
中1の娘が不登校になり、悩んでいます。
勉強も一切しません。先が見えない不安感でいっぱいです。ハルくん学校まで行けてすごいですね。今は家から出られません。
学校に行くように言い過ぎ、今は誰と話したくないとみんなを拒絶。なかなか不登校を受け入れられず、そんな状況になってやっと見守るしかないと感じた私。遅かったと反応しています。娘も同じ、もっとかもしれませんが、不安で、苦しくて、涙が止まりません。みんな同じ思いをしているんですね。
はじめまして。
それはお辛い状況ですね…。とてもよく分かります。
私も最初の休み初めの時は状況が掴めず、ただハルを一刻も早く学校へ行かせなければと言う思いしかありませんでした。ひろさんと同じように精神的にも初期の頃が辛かったです。不登校だと気付くまで皆が同じ体験をしています。
私も今の支え方であっているのか常に不安でしかたありませんが、今はようやく一歩ずつ進めば上出来と考えれるようになりました。同じ悩みを持つ方と共有できることで気持ちが楽になるので、ここで良ければまたコメントくださいね(^^)
ありがとうございます。
そうですね。私もやっと、割りきれるようになってきましたが、まだまだ不安はぬぐえません。反抗期なのか、私の対応が悪かったのか、今はまともに話せないことが辛いです。部屋にはいると「出ていって!」といわれる始末。
反抗期なら、成長過程で仕方ないのですが、歪みなのかわかりません。本当に干渉しすぎないのって結構難しいですね。
どうにかしてあげたいと思う親の気持ちは、なかなか子供には伝わらないですよね…。こっちが必死になればなるほど何も聞いてくれなくなっちゃったり。
ウチの場合は部屋に閉じこもることはなかったので参考になるかはわかりませんが、布団にすっぽりくるまっている時は声はかけません。顔だけ出ている時だけに「おはよう」や「ごはんどうする?」など学校とは関係ないことをいつもの明るい調子で聞いたりしています。
それでかはわかりませんが、だんだん顔が出ている時間が長くなり、今では完全に毛布にくるまることはなくなっています。
すべての子が違う環境や性格のため、どれが正解なのか?は分かりません。だからこそどうしていいかわからなくて辛いですよね。
ありがとうございます。受け入れないときには、何をしてもダメですね。学校には全くいけないので、話さないようして1週間が経ちました。行けるような気配はありませんが、プンプンした態度はよくなりつつあります。娘の様子に一喜一憂(-_-;)
最近、藁にもすがる思いで、光目覚ましを買ってみました。体内時計をリセットするもので、高いけど、朝起きれるようになればと。起立性調節障害があるのかな?とも思うのですが、診断を受けても何かが変わりそうにはないので、様子を見てます。1週間くらいつかって、少しよくなっている気が(^_^ゞ外の光を浴びるのが一番なんでしょうけどね。
一歩ずつひろさんと娘さんの関係や環境がよくなっている様子でよかったです。最初の頃は焦って一気に元通りに戻そうと思いますが、復帰するのは本当に目に見えないほどちょっとづつの積み重ねだと感じています。今日できたこと、よくなったことが少しずつ増えていくといいですね(*^^*)