中学生の子供にスマホを買う事になったけど、一体どんなルールにすればいいんだろう?
ちゃんと守ってくれるだろうか?
子供がしっかりルールを守ってくれて、しかもケンカにならない方法を我が家の体験からテンプレートを作りました。
まずはどのような形でスマホのルールを作っていくのかを順を追って説明していきます。
手っ取り早くテンプレートが欲しい人は以下のボタンを押してダウンロードできます。
この記事の内容
中学生向けのスマホルールの作り方

子供にスマホを買う事になった。ちゃんルールを守ってくれるだろうか?
子供にルールを守らせるにはスマホを買い与える前に、しっかりとしたルール作りが必須です。
何も考えずに使わせてしまうと、ルール自体を守らせるのが難しくなってしまいます。
子供がスマホを欲しいと言っている今が、素直にルールを受け入れてもらえる可能性が高いです。
このチャンスを逃してはいけません!
中学生になると自分の意志が強くなるので、一方的に親が決めたルールはなかなか守ってくれなくなってしまいます。
そこで、
親がレールを作り、そのレールに従って細かなルールを子供と一緒に決めていくことで、素直に受け入れてくれるようになります。
子供が自らルール作りに参加したことで、スマホに関する親子ケンカも激減します。
必ず親子でスマホのルールを話し合う

ルール決めで重要なのが、親が勝手にすべてのルールを決めてしまわない事です。
子供との話し合い抜きでルールを決めてしまうと、
「勝手に決めたくせに」
「俺(私)は守るなんて言っていない」
「こんなルール守れるわけがない」
などなど。
スマホのルールをめぐって親子ゲンカに発展してしまうかもしれません。
こうなってしまうと、子供にルールの事を話し合うのが増々難しくなってしまいます。
スマホを子供に買い与えた後に「こんなはずじゃなかったのに」にならないために、
スマホを買う前に必ず親子でルールの話し合いをお勧めします。
話し合いは子供ではなく一人の大人として対応する

「スマホを使う=大人」として冷静に子供と話し合いを進めていきます。
私たち親が一方的に子ども扱いしていると、親目線の一方的なルールになってしまいます。
最終的には親が優位になるようなルールに持って行くことになるんですが、
最初から子供にあれこれ言いすぎると、真剣に聞いてもらえなくなってしまいます(^^;
子供が自ら楽しんでルールを提案してきたらしめたもの!
飽きる前に、テンポよくルールを決めていく感じです。
子供が飽きてしまっても、ルールを決めないとスマホは絶対に買わない事を言うと、
最後まで付き合ってくれます。
スマホを手に入れる事に必死なので、多少強めに行っても聞き入れてくれることが多いです。
基本的なルールは親目線で項目を決めておく
さっきも言いましたが、基本的な項目は親目線で最初に決めてしまってOK。
いきなり「ルールを決めましょう」と言っても、何をどのように決めればいいのかハッキリわかりません。
行き当たりばったりになってしまいます。
納得していたルールに新ルールが加わるって子供が知ったらどうなるか…
ちょっと大変そうですよね(^^;
だからこそ、子供との話し合いに必要なルールの項目は先に考えておく必要があります。
- スマホのマナー
- 使用時間帯
- アプリのダウンロード
- アプリの課金
- テスト期間
- 使う場所
- フィルタリングの事
- 壊れた時のこと
- スマホはだれのものか
- ルールを守れなかった時
基本的な項目はこれだけあれば十分だと思います。
家庭で考え方が違うと思うので、追加項目としてオリジナルのスマホルールを作成してみるのもいいですね。
細かなスマホのルールは子供と一緒に考える

大まかなルールのベースが出来上がったら、今度は子供と細かなルールを話し合っていきます。
まずは、
親の意見を先に言うのではなく、子供に「どう思うか」「どんなルールが適切か」を考えさせます。
めちゃくちゃなルールを言って来るのかと思いきや、案外子供なりに考えていることが分かります。
親としてここは心配だなって思うところがあれば、話し合ってお互いが納得するルールを決定します。
スマホのマナーについて
子供のSNS(LINE、ツイッター、Facebook、インスタグラムなど)の使用について。
不特定多数のネット上のやり取りについて、どのように使うのがいいのかを話し合います。
- SNSで友達の悪口は言わない(直接話せない事をメールしない)
- 自分の写っている写真を載せない事
- 身元が分かることは言わない事
- どうしてやってはいけないのか
LINEなどのSNSを使う事によってどんな危険があるのかしっかり説明します。
スマホを使う時間帯について
中学生がスマホの使用時間を自分の意志でしっかり守ることは難しいです。
大人ですらスマホを手放せないスマホ依存な人がいるくらいです。
だからこそ、
使用時間帯についても何時から何時までスマホを使うのが適切なのかを、子供の意見を聞きながら話し合います。
適切な時間帯は家庭によって違うと思いますが、一般的には夜9時以降は使わないというルールをしている家庭が多い印象です。
また、学校へは持って行かない(当然だけど)こともルールに入れるといいですね。
- ご飯中の使用について
- 何時から何時までスマホを使うのか
- 学校がある時はスマホを置いていく
- 平日と休日の使用時間について
アプリのダウンロード
アプリのダウンロードを好き勝手にするとどのような危険があるのか説明します。
アプリの中には個人情報を盗まれてしまうウイルスが潜んでいる場合だってあります。
無料だからと好き勝手にダウンロードしないように、気になるアプリがあったらに親へ相談するようなルールを伝えていきます。
アプリ内の課金について
アプリをダウンロードをしてゲームなどをしていると、課金の誘惑があります。
「絶対に課金はしない」事を約束させる必要があります。
課金するとどのような危険があるのかも一緒に話すと納得してくれると思います。
テスト期間
中学生にはテスト週間とテスト期間があります。
テスト用のルールを決めて、勉強に影響がないように使用時間を決めます。
- テスト週間の使用時間
- テスト期間中の使用時間
スマホを使う場所
スマホをどこで使うのかを細かく決めます。
自分の部屋はいつならOKなのか、リビングだけの使用にするのか、充電はどこでするのかなど。
できるだけ子供が一人で使えてしまう場所を避けた方が、親としても安心ですよね。
- 子供部屋で使える場合
- リビングで使う場合
- 充電する場所
- 夜間はどうするか
フィルタリングの事
中学生と言ってもまだまだ子供。
危険なことから守るために、親が管理できるフィルタリング機能をスマホに設定することを説明します。
子供を危険から守るだけでなく、親の負担も軽くなります。
フィルタリングの機能を使う事で、親が管理する項目が少なくなるのでお勧めです。
⇒子供の格安スマホ。母親が選ぶフィルタリング・見守りスマホおすすめ3社
アプリやスマホ会社のオプションでもフィルタリングが付けれます。
家庭にあった方法を取り入れると良いですね。
スマホが壊れた時のこと
ワザとじゃなくてもスマホを壊してしまった…そんな時は、子供自身が修理代を払うルールにします。
モノを大切に使って欲しいという親心と、子供を大人として扱っているからこそのルールです。
自分が使っているものが壊れたら、自分で何とかするのは当然のことですよね。
スマホは親の所有物である
子供に買い与えたスマホはそもそも誰のものか…と言うお話です。
子供の物にしてしまうと、
「自分の物なのになんでそこまで言われなきゃいけないの?」
と親子ゲンカの原因になってしまいます。
スマホは親の物であり、親が管理しているものだとしっかり伝えます。
「スマホを見せて」と親が言った時は素直に従うようにルールに入れます。
スマホは親が買って、親が契約しているもの。子供には貸しているだけ。
だからこそ、親はいつでも子供のスマホを見る権利がある。
ルールを守れなかった時
これだけしっかり決めたルールでも、子供が破ってしまった場合を考えます。
ここでは、具体的にどうするのかを決めていきます。
- 初めてルールを破ったら1ヶ月使わせない
- 2回目は2ヶ月間
- 3回目は3ヶ月間
- 4回目は・・・・
- 〇回目は解約
と言うように、厳しめで設定します。
ここで注意してほしいのは、ルール破りを親が見逃さないという事です。
子供が1回ルールを破ったのに、何もしないでいると「ルール破っても大丈夫なんだ」と学習してしまいます。
親自身も甘くならないように気を付けなければいけませんね(^^;
分かりやすい中学生のスマホルールのテンプレート
我が家流ですが、具体的にスマホのルールについて書いてきました。
子供と一緒にスマホのルールを作るために、テンプレートを用意しました。
ルールの話し合いのための用紙&契約書として使えるようにしています。

我が家流のテンプレートです。
PDFのファイルでダウンロードできます。
※個人で自由に使ってかまいません。ただし、使用に関してのトラブルや責任は一切負いかねます。
まとめ
子供がスマホを使う事で、色んな危険が待ち受けています。
親が管理することで、危険から守れる場合もあるんです。
中学生が当たり前の様にスマホを持っている時代なので、親も柔軟な対応が必要になってきました(^^;
記事を読んでいてわかると思いますが、ルールのすべてを親が管理するのはとても大変ということ。
我が家では子供のスマホにフィルタリングアプリを入れて親の負担を軽減しています。
フィルタリングアプリを利用すると、
- 使用時間の制限
- アプリの課金
- WEB検索の制限
- 位置情報
これらは確実に監視する事ができます。
フィルタリングサービスも有効活用して、子供がスマホのルールを守れる環境を整えてあげるといいですね(^^)
その中で特に親の負担が少なく、フィルタリングができるスマホ会社を厳選してまとめた記事があります。
息子のスマホを実際に悩んで厳選した結果のおすすめランキングも紹介しています。
スマホ会社が多すぎて、どのスマホがいいのか分からない場合は参考になると思うので読んでみてください。
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