母乳パッドの作り方を公開しています。
母乳パッドを布製に変えるだけで授乳の痛みや痒みと言ったトラブルを回避できるんです。
使い捨てにはないやさしい肌触りは、布製の母乳パッドの特徴。このやさしい肌触りこそが布製の母乳パッドが愛されている理由なんです。
購入するにはちょっと高いけど、手作りで簡単にできるなら節約の為に頑張って作ってみたい!
無料で作り方を公開していますので参考にしてみてください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、何枚か作っていくうちに慣れていきます。
手縫いでも完成させることはできますが、できるならミシンで作ることをお勧めします。
この記事の内容
材料
最低限必要な材料はこの2つ。
- プリント生地(好きな素材でOK)
- フランネル生地
※以下は必要な人のみ
- 防水布生地(必要なら)
- タグ(可愛くしたいなら)
- リボン(洗って干すときに洗濯ばさみが挟めて便利です)
母乳パッドに合った生地の選び方
布の母乳パッドの良さは肌触りにあります。
せっかく一生懸命手作りで作ったのに、ゴワゴワして肌に合わなかった…。
そうならないために、肌に触れるフランネル生地だけはこだわって作って欲しいと思っています。
どんな生地を選べばいいのか分からない…そんな方の為に生地選びのポイントを説明します。
準備
母乳パッドの型紙を作る
直径12cmの円の型紙を作る。
今回の型紙には縫い代を含ませていません。
仕上がりがキレイな円になるように 型紙の線に沿って縫えるようにしています。
紙なら何でも良いですが、 出来れば厚紙が◎です。 布に線を書くときにとっても書きやすくなります♪
私はお菓子の箱で型紙を作りましたよ。 ティッシュの箱でもいいですね♪
母乳パッド用の型紙を使って布を裁断する
型紙を使って布に型を書いていきます。
チャコペンの線はしっかり書いてくださいね。
そのときに、 縫い代約1cmのスペースを空けて生地に書いていきましょう。
チャコペンの約1cm外側を裁断していきます。
Check
母乳パッド2枚1組で必要な枚数 プリント生地 2枚 フランネル生地 6枚 |
↓母乳パッド1枚作るのに必要な枚数です。
母乳パッドのタグとリボンをつける
(タグとリボンをつけない方はとばして下さい)
2枚ずつ用意しましょう。
リボンは5~6cmにカットします。
こちらのスタンプタグは東京アンティークさんのスタンプを使っています。
タグとリボンの位置を決めます。
↓画像の位置へ縫います。
★縫い方
二つ折りにしたリボンをタグに挟みます。
リボンを挟んでいるところから縫い始めると綺麗に仕上がります。
リボンの所は返し縫をしてしっかり固定させます。
(お洗濯のときにリボンを洗濯ばみで挟んで干すことを考えて しっかり縫っておきましょう。)
後半は母乳パッドに立体感を出す作業をします。
最初はちょっと複雑に感じますが、 慣れてしまえば簡単な作業ですよ(^^)
母乳パッドに立体感を出す
おっぱいの形に添うように形を立体的にする作業です。
ここがちょっとだけ複雑なのですが 慣れてしまえば簡単ですので頑張りましょう!
プリント生地裏側にフランネル生地1枚を重ねる。
フランネル生地2枚を重ねる。
その時フランネル生地のチャコペンが見えるように重ねます。
※母乳パッドに防水布を使いたい場合
防水布を使いたい方は、「プリント生地×フランネル生地」
「プリント生地×防水布×フランネル生地」の順で重ねてくださいね。
防水布の防水面はフランネル生地の方へ向けて重ねてください。
円の中心を調べる
↓それぞれ四つ折にして円の中心を調べ、中心に印を付けます。
↓四つ折りをした時に、チャコペンの線がくっつくように折ると、中心がずれませんよ。
↓二つ折りの状態で さっき印を付けた円の中心から外側に向かって斜めに縫っていきます。
(この時、タグやレースをつけている方は 一緒に縫ってしまわないように気をつけましょう!)
右:プリント生地×フランネル生地 幅 約2cm
フランネル生地×2の方が幅が少しだけ大きく縫ってあるのがわかりますか?
これがとっても重要です!!
円外側の幅は、あくまで目安なので慣れたらフランネル生地の方は 縫い幅を少し大きくする!を意識して縫えば大丈夫です。
Point
どうして幅を変えなければいけないの? それは同じ幅で縫ってしまうと、生地の厚みで上手に重ならないんです。 |
★母乳パッドをとにかく簡単に作りたいなら
生地はたくさんあるからそんないちいち面倒だ! 簡単に作りたい!って方は同じ幅でも構いません。
その場合は次の作業「生地を重ねる」は関係ないので飛ばしてください。
「マチ針で生地を固定する」へ進んでくださいね(*^-^*)
生地を重ねる
先ほど立体的にするために縫った、
「フランネル生地×2」
「 プリント生地×フランネル生地」
それぞれ上で縫ったでっぱりがない方同士(中表)で合わせて重ねます。
この時、中心のとんがった所を下にして
-
- プリント生地×フランネル生地が下
- フランネル生地×2が上
になるように重ねます。
↓重ねた時の図解
この重ねる位置が逆になってしまうと、生地の幅が合わないのですぐにわかると思います。
逆になってしまっても、縫い代が多くなってちょっとサイズが小さくなるだけです。
ちゃんと完成できるので大丈夫ですよ(*^-^*)
マチ針で生地を固定
マチ針で固定したら縫っていきます。
↓※縫う時に気を付けること↓
先ほど、立体感を出すために縫った部分2つの部分を 分厚くならないように反対方向に倒します。
分厚い状態だと針が通らず、かなり苦戦します(^^;
縫い合わせる
ひっくり返すための返し口(約5cm空ける)以外をチャコペンの線に沿って縫っていきます。
丈夫にするために、ジグザグミシンで外側を縫います。
ひっくり返して仕上げ縫い
返し口を使って縫った生地をひっくり返します。
形を整えて、手縫いで返し口を閉じます。
もちろん、ミシンで縫ってもOKです。
私は見た目重視で 手縫いの方が返し口がどこか分かりにくくなるので 手縫いで縫っています。
さあ、もう一枚作って2枚1組の母乳パッド完成です★
お疲れさまでした(*´▽`*)
次の記事>>母乳パッドに最適なフランネル生地の選び方
フランネル生地選びの参考になれば嬉しいです(^^)
ちょっと作れないかも…そんな人は
作るのはちょっと大変かも・・・。 という方は市販のものもありますよ。
試しにお店で買って、たくさん使いたいということであれば 手作りに挑戦してみるでも良いですね(^^)
個人的にはオーガニックの母乳パッドが安心。
>>肌に優しい母乳パッドの完成品の最安値を調べる
市販の母乳パッドってどんなもの?
市販されいる布製の母乳パッドは種類こそ多くないものの、どれがいいのか迷ってしまいます。
値段もどちらかと言えば高いな~っと私は思っています。だからこそ手作りを推奨しているんですけどね(;^_^A
作るのが面倒とか、ここブログの作り方さっぱりわからんとか(←かなり傷つきますが)そういう方もいることでしょう(;´Д`)
それなら、出来上がったものを購入するっていうのだって全然あり!
母乳パッドの参考ショップ
楽天ランキング1位受賞の母乳パッド。母乳育児中のスタッフが開発したからこそ細かな気配りがされています。漏れにくく、蒸れないを実感されている口コミが多数あります。布ナプキンをメインに販売しているショップだからこそ女性の肌トラブルの悩みにも強いんでしょうね(*´▽`*)楽天やAmazon、公式ショップなど購入できる場所が多数あるのも嬉しいポイントですね。
とにかく口コミが多く、評価も4.4と高評価です。母乳パッドってたくさん洗えば洗うほどごわつきやすくなりますが、こちらの母乳パッドはその真逆のようです。洗えば洗うほどやわらかくなり、吸収率もよくなったと口コミがありました!
最後に
長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
母乳だけでなく、いろんなことで個人差に悩む場面があると思います。
私の場合は授乳時期、あまり母乳が出ず痛みに耐えながら授乳していました。半ば意地でした。
私にとって授乳することは当たり前だと思っていたからだと思います。
いろいろな選択肢があることを是非覚えておいてください。
最終的には完全ミルクで育てる生活になりましたが、 ミルクを飲ませるのを誰かにお願いできたりといいこともありました。
今ではミルクに変えて良かったと思っています。
考え方次第で気持ちもとても楽になったりしますので、 そのお手伝いができたらうれしいです。
★当ブログの母乳パッドの作り方が医師監修の育児応援サイトに紹介されました!
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参考にさせていただいて、母乳パッド作りました!説明もわかりやすくて、作りやすかったです。
ありがとうございました(^^)
こんにちは。
とても嬉しいコメントありがとうございます!
私の記事が参考になって、本当に良かったです(*^^*)