出産準備の必需品。
母乳パッドには使い捨てと布製の2種類があるって知っていましたか?
一般的には使い捨ての母乳パッドが普及していますが、使い捨てで肌トラブルがあったかたや、節約の為に布製の母乳パッドを使うママもいます。
ここでは母乳パッドの使い捨てと布製の違いや使い方についての説明をしています。
販売メーカーごとにも比較していきますので、出産準備の参考にしていただけたらと思います。
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母乳パッドの種類
母乳パッドは大きく分けて2種類に分けられます。
- 使い捨て母乳パッド
- 布製の母乳パッド
使い捨てと布製の違いについて簡単に表にまとめてみました。
使い捨て母乳パッドの特徴
それぞれメーカーごとに比較してみます!
使用できる回数:1回。使い捨て
主な材質はポリエチレンとポリエステルからできた不織布です。
この素材のおかげで母乳の漏れや逆戻りを防いでくれているわけです。
内側の吸収材…綿状パルプ、高分子吸収材、吸収紙
形が違うだけで、 基本的な構造は紙オムツや生理用ナプキン、産後用パッドと同じです。
それぞれのメーカーで形やズレにくさなど工夫されているので、 吸収性や装着の仕方などの機能性は使い捨ての方が優れているように思います。
ただし、下着と一緒に洗濯をしてしまい、中から吸収ポリマーが出てきてしまったなんてこともあるので注意が必要ですね
使い捨てのメリット
- 使ったら捨てるだけなので楽
- 外出先で漏れの心配が少ない
- 母乳の吸収力が良い
- 1枚もしくは2枚1組で梱包されてるので衛生的
使い捨てのデメリット
- 授乳期間によっては大量に使用
- 肌に合わないときがある(痛みや痒み)
布製の母乳パッドの特徴
こちらも使い捨てと同様、メーカーごとで比較してみました!
使用できる回数:洗濯で繰り返し使用
その他手作りに多い材質:綿、フランネル、ガーゼなど
布製の繰り返し使えるタイプでも、吸収性に優れているものは綿以外で作られているようです。
犬印本舗、ワコール、ローズマダムがそうですね。
オーガニックコットン100%の母乳パッドは敏感肌で痛みや痒み、かぶれなどを気にしている方が多く愛用しています。
肌触りは他のどの製品よりもやわらかです。
布製母乳パッドのメリット
- 肌にやさしい
- 何度も洗って使えるのでエコ
- 簡単に手作りできる
布製母乳パッドのデメリット
- 一枚あたりの単価が高い
- 洗うのが面倒
- ズレやすい
- 母乳の量が多いと漏れやすい
母乳パッドは必ずいるもの?
母乳の量はとても個人差があります。
多い人も入れば、少ない人もいます。
出産してみないと母乳の量がわからないので、 準備の段階では大量に買わず、産後の様子を見てから 必要に応じた枚数を購入するようにしましょう。
余ってしまってはもったいないですからね(^^)
母乳の出が少ない場合は 用意していた母乳パッドを使い切った後はハンカチや赤ちゃんのガーゼを代用として使うなどでもOK。
母乳の量が多くなってきたらまた母乳パッドを買えばいいんです!
どうやって使うの?
使い方はとっても簡単です!
授乳ブラとおっぱいの間に挟むだけ。
テープ付きの使い捨ての母乳パッドの場合
ズレないようにテープが付いているので授乳ブラにパッドを貼り付けます。
交換のタイミングは授乳したら交換が理想です。
また、母乳の出が多い方は濡れを感じたら交換します。
授乳時に、母乳パッドがあまり濡れていなかったといって、 同じものを使い続けるのはやめましょう。
母乳は栄養満点です。その分、雑菌が繁殖しやすいのです。
赤ちゃんが直接口で触れる場所ですので、 不衛生にならないよう心がけましょう。
布製の母乳パッドを使うなら何枚用意すればいいの?
母乳の量や赤ちゃんの月齢によって必要枚数に差があります。
一日5回授乳するのであれば、一日で10枚(5組)洗い替えのことも考えると、
10枚×3日分=30枚(15組)
これだけあれば困ることは無さそうです。
授乳回数や母乳量によって枚数は調整してくださいね。
自宅用と外出用での使い分け方法
家にいるときは布製母乳パッド
外出するときは使い捨て母乳パッド
使い分けている方も多くいます。
布製の母乳パッドは漏れの心配があることから、特徴を理解してその場に合った使い方を工夫されている方もいます。
自分の生活に合った使い方を探すのもありですね。
もちろん、タオルハンカチや赤ちゃん用のガーゼなど代用品を加えての使い分けをしても◎
布製の母乳パッドの洗い方を教えて!
布製の母乳パッドは洗わなくてはいけません。
授乳時にパッドを替えるわけですが、 外した後すぐに押し洗いをします。
押し洗いをすると、水が濁るので、濁りがなくなる程度までよく洗いましょう。
パッドに母乳が残ってしまうと、雑菌が繁殖してしまい、カビなどを発生させてしまう原因になってしまいます。
衛生を保つためにもできるだけ早く洗うように心がけます。
適量の洗剤を使ってOK。
洗濯機で洗う場合は、パッドを洗う時は形崩れを防ぐためにネットに入れて洗うのがお勧めです。
柔軟剤は母乳パッドの吸収率が悪くなりますので、入れないようにします。
洗った後は脱水をして干します。
脱水後も洗濯機に放置しないで太陽の光をしっかり当てて乾かします。
まとめ
母乳パッドにはそれぞれ特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。
布製に関しては手作りもできますので、時間がある方は作ってみてもいいですね!
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▶布製の母乳パッドの作り方
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