こんにちは。
人って、今までに経験のないことがあると、「これは間違っているんじゃないか?」とまず否定からしてしまうような気がします。
皆と同じように行動することが、安心できて自分を落ち着かせることができるからだと感じています。
右にならえってやつです。皆が同じなら間違っていない。
知らない間に私の経験は”皆と同じ=正解”とインプットされているのかもしれません。
皆が前を向いているのに一人だけ後ろ向きでいると、ものすごく違和感があって居心地が悪いものです。
自分が当たり前にしていた学校の生活の経験があるからこそ、どうしても自分の子が学校へ行けれなくなったことが受け入れられずにいます。
そう分かっていても今も尚、息子のハルが学校復帰をしてくれることを願ってしまう自分と戦っています。
それは、私が経験していないことだからこそ今の現状に戸惑い、どんなに考えても答えが見つからないのだと思います。
不登校の原因を探っても何も始まらない
私は最初、息子のハルが学校に行けれなくなった時にハルの中の何が原因なのか?を見つけようとしました。
学校の何がいけないのか?
先生や友達があわない?
勉強がついていけれない?
どんなにハルに聞いてみても原因は見つかりませんでした。
必死に探しても、今でも分からないままです。
そもそも、原因なんてあるんだろうか?
そう考えた時に、原因はないのかもしれないと最近ようやく思えるようになりました。
原因は、「違和感」なんじゃないかなって。
学校に行く違和感を知らない間に感じていたのなら、それがストレスになり、原因と言えるものになった。
だからどんなにハルに聞いても、その違和感を説明することができず「わからない」という答えになっていたんだと思います。
子供だけじゃない親が成長するために
子供にあると思っていた原因が違和感だと思えた時、私の考えはほんの少し変わりました。
まだまだ戸惑いの気持ちが消えないのも事実です。
だから、まだほんの少しだけ。
もしかしたら、今まで私の経験の刷り込みがハルの新しい行動や成長を否定してしまっている。
そう感じるようにもなりました。
私自身も経験したことのない場所へ今はハルと一緒に進んでいる状況です。
…ふと思いました。
大人になった時は選択肢がたくさんあるのに、なぜ小学校と中学校には選択肢がないのか?
皆が同じ小学校。皆が同じ中学校。すでに決められています。
100人いたら100通りの考えがあるのにね。
社会に出て、合わないと言う理由で辞めた場合は何も問われません。
それなのに小学校、中学校では合わないと言う理由は理解されず、許してもらえません。
私は当たり前だと思って過ごしていたので気付きもしませんでした。
子供だけでなく、親が当たり前だと思っている考えを変えていくこと。
難しいけれど、私が成長しなければ新しく進もうとしているハルを支えることはできません。
ハルはすでに成長しようとしています。
後は私がハルの成長に合わせて考えを変えるだけです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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